元コミュ障美容師の妄想

"人生の迷子"になってきた私が感じていることを少しでも面白く伝えられたらと思います。

自己肯定感を上げるために

こんにちは。

元コミュ障美容師です。

 

皆さんは自分が嫌になることありませんか?

 

私が元々美容師をしていた頃、最初はアシスタント(主にシャンプー、マッサージなどを行う。美容師の見習い)から始まります。

 

仕事でミスをたくさんしてしまい、その度にお叱りを受けます。

私は同期の中でも特に仕事の飲み込みが遅い方で、仕事を覚えるまでに2年以上かかりました。

 

更に1年目の頃は自分が1番下のため、自分以外の全員が先輩なので特に辛い時期でした。

ミスをしてしまうと、先輩2.3人から同時に怒られることもあります。

 

仕事と同時に状況していた私は、相談相手もおらず、毎日辛い気持ちを溜め込んでいました。

 

日々お叱りを受け、時には2時間ほどお説教をされてしまうこともありました。

 

最初のうちは、ミスをしないように次は頑張ろう。と考えながら頑張っていましたが、いつの間にか

 

自分はダメなんだ。

 

と自分にそう言い聞かせるようになりました。

 

自分のダメな部分を受け入れるより、自分自身を否定している方が安心していたのです。

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自己肯定感が

下がるとどうなる?

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本日参考にしている本です。

 

自己肯定感が下がると、以下のような事が起きます。

  1. 心が傷つきやすくなる
  2. ポジティブな情報を受け入れられなくなる
  3. 不利な立場に甘んじるようになる

これはまさに美容師のアシスタントを始めたばかりの頃の私そのものです。

 

心が傷つきやすくなる

先述したように、常に上手くいかない日々が続いたり、それが例え愛のムチだとしても毎日叱られてしまう日が続いていました。

 

直接殴られるわけではありませんが、他人の言葉により、自分の心が殴られ、蹴られるのを、歯を食いしばりながら耐えているような辛さや苦しみがありました。

 

2年目の年には後輩が3人入り、自分が指示を出さなければいけない立場になりましたが、

 

自分なんかに後輩はついてきてくれない。

自分なんかが後輩に指示を出しても聞いてくれない

 

そんなネガティブなイメージがなくならず、いざ先輩に

後輩の子達に〜を伝えておいて

と指示をされても頭が真っ白になり、結局何も言えず、後輩の前で先輩から叱られてしまうこともありました。

 

心のネガティブ具合は、1年目に比べて拍車をかけて増していき、現実逃避のために毎日外食、飲酒をするようになりました。

 

心の傷はためれば溜まるほど大きくなり、ダメージに対して免疫がなくなっていくのです。

 

 

ポジティブな情報を受け入れられなくなる

自分がネガティブな状態だと、人から褒められても素直に受け入れられません。

 

自分はダメな人間なのに褒めてくれると言うことは、この人は気を遣って言ってくれてるんだ

 

と思うようになりました。

お客様から

「あなたはシャンプーが上手ね」

と褒めていただいても、本来であれば、

「ありがとうございます!」と返すはずなのですが、当時は、

「いやいや、全然ですよ」と否定から入ってしまいました。

 

身近に、このように心に傷を負ってしまい、ネガティブ思考になってしまっている方はいませんか?

 

そんな方にいくらポジティブな言葉を投げ掛けても、素直に受け取ることは出来ません。かえってネガティブを助長してしまいます。

 

ですが、ポジティブな言葉をかけたあなたは悪くありません。

これは本人の課題なのです。

 

不利な立場に甘んじるようになる

ネガティブになると、自分が不利な立場にいても仕方がないと思ってしまうようになります。

 

例えば、先輩に仕事ができないことをイジられたとしても、自分は仕事ができないから仕方がないと思っていました。

 

これは非常に危険な状態で、可能性としては低いかも知れませんが、詐欺などで騙されてしまうこともあるかもしれません。

 

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どうすればいい?

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対処法の一つに

自分に優しい言葉をかける

という方法があります。

ネガティブな方は自分がダメだと常に思っています。

それが良くないことだと分かっていても、慣れてくると無意識に自分を批判してしまうのです。こんなに辛いことはありません。

 

自己肯定感が高い=ナルシストではありません。

自分を好きになり、自分を律する堅実さを持つ事が大切です。

 

自分に優しい言葉をかける

ネガティブな方の中には今まで、自分に対して酷いことをたくさん言われたり、必要以上に強く叱られたりした経験がある方は多いと思います。

 

例え成長してほしくて叱っていたとしても、相手のことを考えて、自分の思いをしっかり、伝わるように伝えなければいけないのです。

 

それに関してはまた別の記事に書きます。

 

つまり、結果として傷つけられてしまったとしても、今あなたは彼らと同じことを自分にしているのです。

 

自分はダメなんだ。

自分のことは誰も好きにならない。

 

自分に優しいことはをかけることは自分を甘やかすことではありません。

 

まず自分の心の傷を癒やし、問題を解決するために建設的な考え方で現実を変えていく方がよっぽど自分のためにも周りのためにもなります。

 

今から紹介するエクササイズを3回行います。

 

  1. 過去に起こった嫌なことや、恥ずかしい体験をして自分が嫌になったことを紙に書き出してください。その時自分がどう思ったかも書いてください
  2. それを今度は友人や家族が同じ経験をして、彼らがどう感じたかを書いてください
  3. 彼らに対して、励ましの手紙を書いてください。優しく、自分を責める必要はないと、励ましてあげて下さい。
  4. 最後に、1. で書いた出来事を客観的に書いてください。

例えば、

仕事で会計ミスをしてしまい怒られてしまったが、次の作業があり余裕がなかったため確認が甘くなってしまったので次は、時間に余裕がある時にお会計を行う。

 

というような感じです。

 

これを自分の中の、批判や誹謗中傷が優しい励ましに変わるまで続けます。

 

3.  で書いた手紙を自分が自分に送ったものと思い、読んでみてもいいでしょう。最初は受け入れられないかも知れません。ですが、慣れるまでやっていくと、自分で自分を励ませるようになります。

 

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終わりに

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今回紹介したのは本の中の一部です。

ですが。自己肯定感を高めるための第一歩として大切なので取り組んでみてください。

 

自分ではなく、自分のパートナーがネガティブに陥ってしまっているなら、是非試してもらうといいでしょう。

 

途中で触れた、自分の気持ちを、相手に伝える方法についても別の記事に書いていきます。

 

 

ご精読ありがとうございました。